こんにちは、きなこまめママです(@kinakomamemama)
乳がんを見つけた経緯は過去に書きましたが、今回は乳がん検診と自己検診のススメについて語ろうと思います。
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乳がん検診の現実
乳がんにかかる人はこの40年約7倍に増加しているそうです。
がん対策推進 企業アクション がん検診のススメ 第3版
そして、アメリカでは8割の人が受けている乳がん検診が、日本では4割程度だそうです。
しかも、国で定めている乳がんの定期健診開始年齢は40歳から。
正直遅いと思います…
私のように30才で乳がんにかかる、若年性乳がんも増加しているのに!!
定期健診が40才なら、若いうちはどうやって乳がんに気が付けばいいのさ?!
そんなあなたは、自己検診をするべきです°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°☆
私も30才の時、お風呂に入っている時に胸を触った結果しこりに気が付きました。
実際、乳がんが見つかったきっかけの実に56%が自己触診で異常を感じて病院を受診した事によるそうです。
乳がんを自己検診で見つけるとなにかいいことがあるの?
ありますよ!ありまくりです!
40才未満でも早期発見ができる
がんは早期発見すればするほど(発見時のステージが低いほど)生存率があがる
早期発見の方が、後の治療が短くすむ
などなど。
実際私はステージⅡ(しこりサイズ2.5cm、リンパ転移なし)の早期で発見したため、治療は抗がん剤1クールと、左胸全摘手術 で完了する予定です。
期間にして、抗がん剤3ヵ月、手術入院10日です。
ステージが進むほど当然治療内容も増え、長期の治療となります。
忙しくて検診を後回しにしがちですが、その結果生存率も下がる上に治療も長期化となってしまっては、仕事どころではありません!!
自己検診(自己触診)の方法
では、どのように自己検診をすればいいのか。
おススメの冊子があります!
がん対策推進 企業アクションというところから出されている冊子です。
これすごいのですよ、がんの基礎知識から、仕事と治療の両立、公的支援制度までわかりやすくコンパクトにまとまっています°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
こちらから無料でダウンロードできます。
www.gankenshin50.mhlw.go.jp
もっと早くこの冊子の存在を知りたかった…。
そしてこの冊子によると、方法は以下の通りだそうです。
自己触診の方法
月に1度、生理が終わった4~7日後に行います。
週間的に触れる事で自分のお乳の触り心地を覚えておき、なにか変わったら、迷わず専門医の診察を受けましょう。
①まずは、鏡の前で腕を上げ下げして、ひきつりなどの異常がないかを目でチェックします。
②次に仰向けに寝て、指でつまむのではなく4本の指をそろえ、指の腹で軽く圧すようにして、しこり(硬い部分)がないかどうか、まんべんなく触れます。
(鎖骨から肋骨の下まで、わきの下も含めて、広範囲を触れる)
③最後に乳首をつまみ、分泌物がないかチェック。
ちなみに私は、祖母が乳がんだったという事もあり、20才の時から意識して自己触診を行っていました。
家族に乳がんの人がいると、遺伝性乳がんなども考えられるため若いうちから乳がんについて意識したほうがいいです!!
しこりってどんな感じ?
自己触診の必要性はわかったけど、実際にしこりってどんな感じなの?
と疑問に思う人が多いと思います。
私が最初にしこりを触って受けた印象は、
大きさはビー玉のような、コロコロした消しゴム
でした。
しこりの大きさや触感を体験するために、このようなアイテムもあります。
また、乳がん検診の時にお医者さんにしこりの触り心地について聞いてみてもいいと思います。
まとめ
乳がんは唯一触ってわかるがんです。
だから、しこりを見つけて病院に行ったあなたの判断は正しかった。
私が主治医に言われた言葉です。
がんは早期発見すれば全然怖くない病気だと思っています。
実際私は余命宣告されることもなく、がん治療と仕事と子育てをしています。
乳がんは早期発見、自己検診がとても大切です。
自分の身体のメンテナンスができる、すてきレディに°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°